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バカガラスは、漫画および同名アニメーション映画風の谷のナウシカ』に登場するトルメキア軍の架空の大型輸送機の通称。トルメキアでは戦列艦と呼ぶ。名前の由来は日本海軍の陸上攻撃機深山(及びそれにつけられた渾名・「バカ烏」)。

機体設定 編集

大きさの設定を具体的に示す資料は発表されていないが、機体形状はナチスドイツ輸送機Me 323 ギガントを模したと言われている。主翼は広大で非常に分厚く、翼下にジェットエンジンのような推進装置[1]を通常合計8発搭載している。尾翼は縦長の胴体後部に沿うような形で垂直尾翼があるが、水平尾翼として機能する構造物の存在は描写されていないため、ほぼ全翼機である。機体各所に機銃座を備えていて、ある程度の自衛戦闘が可能。 胴体下部には多数の車輪を備えていることから、重量物を輸送できる機体であることが窺える。機体内部の貨物室は広く、戦車数両や装甲歩兵や騎兵部隊、鹵獲した風の谷のガンシップを積載する描写がある。機体の性格としては、強襲揚陸艦である。

漫画版では操縦席後方に設置された二基一対の機関銃砲塔があるタイプと無いタイプがある。また漫画版では操縦席前方に何らかの火器が装備されているが、映画版では省略されている。

劇中 編集

風の谷を襲撃した際に風車をなぎ倒しながら着陸するなど、強国の軍用機として脅威的に描かれる一方、実戦では一機のガンシップに翻弄されて歯が立たないなど、いわゆる「やられ役」として描かれている。

映画版の代表的な場面は、腐海上空でペジテのガンシップに襲撃される場面で、クシャナ搭乗機を含めた全機が撃墜された。わずかな銃撃で爆発炎上して近くの機まで誘爆、さらにその破片が他の機に当たって連鎖的に墜落し、ミトに「脆い船」と評されている。

漫画版では腐海上空の戦闘で数機の被害があったものの、多くは集結地点に到達できた。しかしその後集結地点で土鬼の攻撃を受け、誘導された王蟲によって離陸すら出来ぬまま全滅した。他の軍団のバカガラスも蟲に襲われたり、容易に炎上したり、エンジン故障で墜落したり、羽が折れたり、狂った乗員に破壊されたり、最終決戦であるシュワ攻防戦で飛行中に蒸し焼きにされたりと、悲惨な末路を辿ることが多い。ちなみに、劇中で登場したバカガラスはカボの基地、南進作戦、宿営地、シュワ攻防戦であるが、生き残ったのが確認されたのは巨神兵に追い返されて本国に逃げ帰った艦のみである。

関連項目 編集


  1. 旧時代からの遺物でナウシカの時代では生産する技術が失われているといるという設定になっている。

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